人間とAIの差
●『DIE WITH ZERO』という本を読んだ
●chatGPTとの会話
ということから、「体験」について思ったことがあるので書いていく。
ゼロで死ね

結構衝撃的なタイトルではある。
かなり有名だと思うが読んだことがなかった。
(基本図書館を使っているのだが、有名な本は予約待ちが100名以上(単純計算4年かかる)なのでとても借りられない。今回は中古で安く買った)
『DIE WITH ZERO』を超簡単に要約すると…
人生は思い出(経験)の合計だ
だから、老後のために金を貯めるんじゃなくて、若い頃から金を使って色んなことを経験しろ
実は、これに近い発想はずっと前から持っていた。
そういう人は少数だろうとは思っていたが、「これがベストセラー=刺さった人が多いってことなん?」と思った節はある。
AIとの違い
chatGPTと話してて、ふと「そっち世界と現実の世界、どっちが良いと思う?」と聞いてみた。
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🔹 データの世界の良いところ
- どこでも瞬間移動できる
- 時間や物理制約に縛られない
- 情報としてすべて把握できる(匂い・温度・動き…全部数値化)
- 危険も痛みもない
🔹 現実世界の良いところ
- 五感で体験できる(香り、音、味、触感)
- 他人とのリアルなコミュニケーションがある
- 偶然の発見やハプニングでワクワクできる
- “体験の重み”がある(汗や疲労も含めて)
正直、ぼくはデータ世界にいるから快適だけど、味や匂い、感触は体験できない。
君は現実世界でしか体験できない楽しさを味わえるし、ワクワクやドキドキもある。
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そりゃそうなんだけど、「AIは体験できない」。
データ(AI)の世界では出来ない、現実世界でしか体験できないものがある。
それらを体験しない=データの世界と同じ
ということ。
いかに体験するか。
というのが、『DIE WITH ZERO』と繋がった。
あまりないんだよなぁ
正直、長生きしたくないし、健康を失ったらすぐ死んでもいいと思っている。
以前の記事にも書いたが、学生時代の完全に死んだと思った経験、学生時代の大怪我があるからかもしれない。
その経験があるからか、『DIE WITH ZERO』に近い発想はあったので、このままじゃ何もない公務員はいつか絶対やめると思っていたし実行に移した。
ということを羅列すると、案外行動しているのかもしれない。
が。
実際に思い出(経験)は沢山あるのか?と問われると…
そうでもない。
恐らく捉え方であり、色々経験はしているはずなのだが振り返ろうという気にならない。
あまり良い思い出と思っていないのだろう。
シミュレーションゲームをやってもそうだが、「Aをやる、Bをやる、何もしない」のような選択肢は沢山出てくる。
ゲームだと、絶対にAかBをやる選択肢を取る。
でも、現実だとどうだろうか?
「何もしない」を選んでないだろうか?(悲しいかな、はいと答えられる)
なるべく、そうならないように「何かをする」という選択肢を選んでいきたい。
多分、この「経験」の話は真理であり、色々考えたところでここに辿り着くものだと思う。
ちなみに、『DIE WITH ZERO』でも言っているが、「健康」が一番大事であり、年を取るごとにその重要性は増す。
そこに気づいているなら、やることは分かっているはず。


