役に立つための2つの条件

色々と考えごとをすることが多く、本を読んだり気づいたことを一部書いていく。
『役に立つのだろうか?』記事の続きみたいなもの。

2つの条件

「結果的に役に立つから気にするな。ただし、そうなるための条件がある」
と書いたのだが、その話について。
その条件は2つある。(多分今後変わっていく

真剣にやること

1つめは、「真剣にやること」。
それに関して1番になるくらいの勢いでやること。

深く広く知ろうとするし、知るためには調べたり確かめないといけない。
見た・調べただけで、出来る気になってはいけない。

例えば、私は以前深夜にスプリント(短距離走)をしていたことがある。
YouTubeやインターネットで走り方について調べまくった。
1つだけだと偏ったり誤った情報になるので、複数のチャンネルを見た。

●この人の言っていることは正しいのか?
●自分が出来そうなのか?

等と、何を基準に情報を集めるか?にも影響が出てくる。

よくありがちなのが、
◆実績がめちゃくちゃ凄いから合っているはずだ
これ、一番ダメ。
「名選手は名監督にあらず」という言葉があるが、「名コーチにあらず」とも言える。
体で覚えているので頭で理解できていない=他人に教えることが出来ないことが多いからだ。
あ、人気があるから。これが一番ダメですね。

◆体がムキムキだから合っているはずだ
スプリンター=ムキムキというイメージがあるので、この人も体がムキムキだから…
という、実は関係ないのに繋げてしまうこと。
白衣着た医者が、それっぽいこと言ってると信じちゃうのと一緒。医者って全知全能じゃないですよ

そして、一番見落としがちなのが
◆レベルによってやるべきことは変わってくる
プロやトップアマがやるようなことを、初心者がやったって出来る訳ないし、やる必要もない。
ちゃんと、今の自分に必要なモノを把握すること。

初心者のくせに、世界トップレベルの人がやっていることをやろうとしてない?

このように、真剣にやるのであれば、色々と情報を精査する必要がある。
それを踏まえたうえで、練習や実行を繰り返すのみ。

差分を意識する

2つめは、「差分を意識する」。
それをやる前後で「どんな違いが生まれたか?」。
差分は何でもいいし、どんなに小さいことでもいい。

とにかくやれ

やる前後で差分がない=何も変わらないのであれば、何もやってないのと一緒。

スプリントを例に挙げると、走り方と言っても
①スタート
②トップスピードに乗るまで
③トップスピードに乗ったら
と段階がある。(知らなかったでしょ?)

速く走るための動作やエネルギーは、科学的・物理的に解明されている。(知らなかったでしょ?
③トップスピードに乗ったら、実は足は斜め前じゃなくて真上に上げるんですよ。(知らなかっt(以下略)

ほら、これだけで差分ができた

でも、「情報」の差分が出来ただけ。
具体的にどういうことなのか?
それを自分でやらないと分からない。

大事なことなので2回言いますね。

とにかくやれ

やったことではじめて「理解して」、質量を伴った積み重ねが出来る。
イチローも言っていた。
「小さなことを重ねることがとんでもないところへ行く唯一つの道」

近道とか裏道とか最短とか、そういうのを探す時点で負け。
やるべき小さなことを重ねるしかないのだ。
めっちゃ自戒を含めてます

この2つの条件を満たしていれば、どんな遊びであろうとどんな下らないことであろうと

「結果的に」役に立つ

ということになる。

「役に立つ」ってなんやねん?については、また別の記事にしたいと思う。


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