事業やってて思ったこと(4)-ポスティング
ただの備忘録的&もし誰かから開業したいという相談があったときのために残しておきます。
1.配布=ポスティング
集客方法は大きく2つ。
1.チラシをポスティング
2.クチコミ
若者向けであればSNSの活用等も出来るとは思うのだが、基本シニア向けであるため難しい。
今回は「1.チラシをポスティング」について。
①業者を使ってポスティング(有料)
②地域情報誌に掲載(有料)
③自力で配布
①業者を使ってポスティング
これが一番一般的かと思うが、なにせ高い!
その手間を考えると高くはないはずなのだが、感覚的に高く感じてしまう。
10,000枚配布すると50,000円前後。
20,000枚配布すると100,000円前後。
2ヶ月に1回とすると年6回。
1回10,000枚でも年30万円かかる…
これを高くないと割り切れるくらいにはなりたいところ。
②地域情報誌に掲載
実際に3回掲載した。
反応はほぼナシ。
さいたま市という広範囲向けだったが、「家へのポスティング」「各スーパーや施設のラックへ置く」というもの。
デザインは基本的に先方に任せるのだが、こちらが用意するものだったり微調整が必要だったりと結構時間を取られる。
結果だけ見れば、時間と金を使って成果ゼロ。
ということで、いくら金銭的に余裕があっても二度とやらない。
③自力で配布
真夏以外はやったが、思ったより配布出来ない…!
1日200枚でも1時間以上かかるので、1ヶ月やって月6,000枚。
費用や時間対効果を考えるとどうなんだろう…?とは思うのだが、何かしらやらないと不安・少しでも経費を浮かせたい等を考えると…
オススメポイントは、店の周りの状況が分かる。
ここにでかいマンションがあるんだな~とか、会話の中でどこどこの~と言われても分かるのは大きい。
ちなみに、郵便受けは色々な種類があって、入れやすいのと入れにくいのがある。
入れにくいやつはイラッとくる………
二重フタとか、サイズがギリギリすぎて入れにくいとか、どこからフタを開けるか分からないとか…
あと、他の配達員に妙に親近感がわく(「いつもお疲れ様です」って心の中で思うw)
2.配布禁止
自力で配布していると気づくのが「でかいマンションはほぼ配布禁止」。
60~100人くらいを一気に配布出来るので美味しい!と思ったら、なんと配布禁止。(知らなかった、配布禁止って何なのって感じ)
で、色々調べていたら郵便局の「タウンプラス」で配布禁止を超えて配布が出来ることが判明。
・定型(縦長の封筒とかハガキ)は@36、A4は@50円
・デザインは全てこちらで決める
・一部制限がある(載せるもの、載せてはいけないもの)
・配布するマンションなどはこちらで指定する
最後のが厄介で、「配布するマンションなどはこちらで指定する」。
郵便局は、「配布禁止リスト」を持っている。
だから「この範囲で配布禁止のところ全部に配って」と言いたいところだが、こちらが指定しなければならない(ケチ)。
つまり、配布禁止かどうか(禁止じゃないと通常配付と二重になる)&マンション名を調べる必要がある。
自力配布がここで活きる。
自力で配布している間に、調べられる!
というのを、真夏になって自力配布を中断してから知りましたとさ。(だいたい覚えていたので苦労はしなかった)
で、一番厄介なのが…高すぎる!!
仮に3,000枚として、定型@36だと
3,000*36=108,000円
通常だと20,000枚で100,000円前後なのに…
ヒット率を考えると、かなり赤字の可能性が高い。
ということで、前回記事の「補助金」を使えるとき限定かな、と思う。
特に最後は自分の中で旬な話題なので、書き留めておいた。