事業やってて思ったこと(2)-色んな助言
ただの備忘録的&もし誰かから開業したいという相談があったときのために残しておきます。
一応、それぞれ実体験なので分かる人は分かると思います。
1.相手が経営者かどうか
色んな人から「助言」がある。
求めている助言だったり、そうでない助言だったり様々。
本当に役に立つのは「経営者からの助言」。
なるべく現役、元でも良いとは思う(人によるけど)。
なるほど!とかすぐに実施してみよう!と思える良い助言が多い。
そうでない人からの助言は、既に思いついていることやそれをやったところでどうなるか?が見えていないものが多い。
あとは、「経営者きどり」も同様。
経営者じゃなくて従業員だったとか、全く立場が異なるのに「自分はやってた」という態度で来られることがある。
こういう人は、なぜか「ふふん、役に立つだろう?」という態度で来るのが厄介(これも人によるけど)。
2.モチベが上がるかどうか
その違いは何なのか?という基準を表現するのは難しいが、明らかに立場や目線が違うものである。
大きな違いは、モチベが上がるかどうか?かもしれない。
経営者からの助言は「これがゴールだから、これをやったらこうなるよ」という表現であることが多いので、なるほど!やってみよう!となりやすい。
メリットや効果も想像しやすい。
だから、モチベが上がる。
また、うまくいかないことも多く、そういうときに相談するとモチベを上げてくれることを言ってくれる。
大丈夫だよ等と単なるポジティブな言葉を返すのではなく、「それは将来こうなるから」等と説得力付きで返してくれる。
これは経営者でないと出来ない。
そうでない場合は、最悪自分を責めてくるようなことを言ってくるので、そういう人は相手にしない方が良い。(これは事業関わらず)
経営者でない人からだと、簡単に言うと個人の感想で「こうじゃない?」で終わる。
単純な改善点として聞き入れるべきものもある。
ただ、経営者目線で言ってくる場合があるので、そのときは要注意という感じ。
●●支援とか●●相談とかあるが、そういうのも同じ。
例えば、「中小企業診断士」(経営コンサルタントに関する唯一の国家資格)を持っている人に相談したところで、上っ面の話しかしてもらえない。
というか出来ない。
現場を知らないから、そんな資格があったところで何も活かせない。(じゃあなんのための資格なの?)
現に、そんな資格がなくとも、現役経営者に聞いた方が何百倍も参考になる。
ということで、なるべく(出来れば現役)経営者に聞くべき。
出来れば同じ業種だけど、そうじゃない分野でも共通した点は多いのでそういう話の方が参考になることもあるので、色んな分野の人に聞くのが良いと思う。