代表・とさきってどんな人?(5)-社会人でも死にかけた話(2/2)
▲画像がなかったので手元の漫画を撮影(『シャカリキ!』)
「社会人でも死にかけた」という、こう書くとなんとも情けない話を書いていきます。
前回からの続き(番外編)です。
ホームと電車の隙間
2回目。
社会人3年目に、会社の組織改正があり物凄く忙しくなりました。
3年目にやらせるタスクじゃねぇだろってくらい、色んな事業に首を突っ込まされましたが、「何でもやろう」という超前向きな姿勢で臨んでいました。
そして、なぜか「0時前に寝ない」という謎の縛りをしつつ、毎日残業&昼休みで休まない&夜遅い晩御飯&運動しない&家に帰ってもゲームという、とにかく疲れる行動を積み重ねました。
そして半年が経過した頃に、帰りの電車の中で体調が悪化。
意識が飛びそうでふらふらの状態、最寄り駅に着いて「よし、ようやく着いたぞ」とホームに降りようとしたときに…
ふっ…
と意識が飛び、ホームと電車の間の隙間に体が落っこちる!!
そんな奴おる??という感じだが、実際にあの隙間(若干斜めになっていて隙間が広めだった)に半分落ちました。
ただ、意識が飛んだのは一瞬だけで、気づいたときは周りの人が引き上げてくれるという事態に。
「あーあ、倒れちゃったか…」
と思っていました。
意識はすぐに戻ったし体には異変がなかったので、光と闇の世界に比べても特に死を意識することはなかったです。というか、酸欠や脱水症状ではない気がする。
救急車が呼ばれ、「別に大丈夫なんだけどな」と思いながらもその晩は入院することに。
そして回復して、疲労を溜めると良くないな!と当たり前のことに気づかされました。
プールだけでなく自転車でも
3回目。
社会人5年目くらい?
自転車(ロードバイク)に興味が出てきて、『シャカリキ!』『弱虫ペダル』等の漫画を読んでいた頃。
広島に友人らと旅行に行き、しまなみ海道を自転車で走破しよう!ということで走行していたときのこと。
自転車はレンタルしたのだが、タイヤの細いロードバイクがなく、タイヤの太いマウンテンバイクのような自転車になってしまった。
しまなみ海道は全長70kmらしいですが、各島に到着した際に結構な登りがあり、今思えば結構なハードルでした。
自転車で長距離走破するのが初挑戦だったくせに、漫画の影響で登坂だ!山登りだ!とテンションが上がって何でも出来る気でいました。
山登りのコースを選べるところで難易度が高いところに行ってしまったこと、『シャカリキ!』の真似をしてしまったことが敗因でした。
座り漕ぎ8回に対してダンシング8!
座り漕ぎ8回に対してダンシング12回!
(上の画像参照)
とかやっていたら…
めちゃくちゃな過呼吸&酸欠状態に!
当たり前だけど、素人にとっては座り漕ぎが休憩にならない!w
久々に、意識が飛びそうになるくらい相当追い込まれました。
ここまでの過呼吸は初めてで、この苦しさはまた一味違う苦しさ…
とにかくいくら呼吸しても苦しい、いつまでも続くような苦しさ…
友人が傍にいたのでなんとか耐えようと頑張ったのもあり、ギリギリで呼吸を整えることが出来ました。
1人でそのまま耐えられなかったら山登りの途中で倒れて、もし同じコースを誰も来なかったらそのままだったろうな………
その後、無理はしない範囲でなんとか走破。
(これに懲りず、ロードバイクを買って、転倒して右手を骨折するのはまた別のお話)
ということで、何度も死を意識することがありました。
こういう経験があるからか、その他の要因なのかは分かりませんが、一喜一憂しない、感情をあまり表に出さない(出ない)ようになっていき、ロボットと言われることもありました。
苦しいのはもちろん嫌なのですが、更に苦しみを味わわないと感情が揺れないのでは…とか、楽しい事よりも苦しいことを想像してしまいがち&そこから回避しようとする気持ちが強いのかな、と思うこともあります。
番外編はここまでとして、本編に戻ります。